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2017年9月12日 (火)

C-MOS 2相パルスカウンタの入力部回路

C-MOS 2相パルスカウンタ の回路図(全体じゃなく入力部だけ)
を発掘できたので、置いておきます。
主となるICは沖のMSM5210
2相パルス弁別ICです。
2相パルスからup/downパルスを作ってくれます。
    (1逓倍、2逓倍、4逓倍を選べる)
この出力をup/downカウンタにつないでCW/CCWを
カウントしています。
当初は2相パルスだけでしたが、up/downパルスも
入力できるようにゲート回路を付加し、切り替え
スイッチを設けています。

 

(クリックで拡大↓)
B2

 

MSM5210の内部
C1


※追記 2020-09-16
MSM5210RSの資料(datasheet)が世の中に見つからない
ようなので、私の持ってるコピーをpdfに。
ダウンロード - msm5210rs.pdf
   これの載ってた沖のデータブック、ほかしたかも・・・
   トランジスタ技術、1986年9月号に解説あり。

2相パルスの弁別とカウント、↓のICが参考になるかと(昔話)
・HCTL-2000  HP製12bitカウンタ入り
・HCTL-2016  HP製16bitカウンタ入り
・S360B114  シーメンス製16bitカウンタx2入り
     インターフェース誌1986年2月号に解説あり。
     この解説、2相パルス弁別方法とその問題点について、
     ほぼ網羅しています。
     チャタリングの話や、CW・CCW往復を繰り返した
     時のカウントミスの積み重なりとか。

※これらを綴じていたファイルからこんな図も発掘
 FFとゲートで構成した2相パルス弁別回路案。(作ったわけじゃない)
ダウンロード - 2phase_up_down.pdf

 

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