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2017年8月

2017年8月31日 (木)

こんな出力コンデンサ

この図をご覧ください。 (クリックで拡大↓)
Ycon

上部の図は、絶縁型DC-DCコンバータを使った電源回路です。
DC24V入力でDC5Vを得ています。

「これでエエのんか?」と思うのが、二次側出力に入ったC6とC7。
C1とC2,C3はいわゆるXコンデンサとYコンデンサ。
EMC対策部品です。

ところが、ここではC6,C7がYコンデンサとしてフレームGND
(外部アース)につながっています。
それも、C6,C7の値が「0.1uF」。
104のコンデンサが使われています。

DC-DCコンバータの解説では、「Figure 1」の図のように、
「入力のGNDと出力のGNDをCYでつなぐとノイズが減るよ」
と記されているものがあります。

しかし、ここでの推奨値は「1000PF」程度。
C6,C7の1/100です。
   ※CYの目的は絶縁トランスの浮遊容量を通して出てくる
     ノイズを減らすため。


   ・フレームGNDに入れているC6,C7は必要か?

が出発点。 で、

   ・このままで悪さはしないか?
   ・+側のC7は取り外すべき?
   ・フレームGNDへのつなぎはやめるべき?
   ・「Figure 1」のつなぎ方が正解なの?
   ・0.1uFでなく1000PFくらいに。

いかがなもんでしょか?

   ※私の設計じゃないんで。

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クリックポスト、ちゃんと届いてますか?

「文鎮」の送付:スマートレターは? の記事でクリックポストを
教えてもらって、
「ハンダ付け補助ツール:文鎮」 「男の黒」で出来てきました
から、クリックポストを使い始めました。

配達の追跡ができるので便利です。
追跡を見てますと、配達済みと出るの1日後~2日後。
  (沖縄など遠方を除く)

で、梱包というか、今回の「文鎮」は普通の封筒に入れて
出しています。
到着時の様子はいかがでしょうか?
不安になるような封筒の破れとかはどうですか?
宛先ラベル、はがれていませんでしたでしょうか?

「もうちょっと厚みを」とか、ご意見があればお聞かせください。

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2017年8月29日 (火)

これが素材だ! 文鎮:リン青銅

ハンダ付け補助ツール:文鎮 …今回は男の「リン青銅」
「素材を発掘した!」っと、佐藤テック君がガレージに持ってきて
(呑むついでに)くれました。

11_2

   ※寝ている方が、今回の素材。
     これを中央で切って2つに。
     立てているのは、厚みがちょいと足りないか。

未加工の端面がこれ。

12

13

これをツルツルにするわけです。

「あと、二つは作れるぞっ」と。


※この素材がこれ↓になります。
A2

※ご近所で聞きますと(あれこれ鉄工所)、リン青銅の
 加工費って「むちゃ高いで~」とのこと。
 材料も高価だし。
 『文鎮に使うにはもったいないで~』っと。

※追加製造
四つできてきまして、二つ出て行きますので
残は二つです。
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2017年8月28日 (月)

solar powerじゃなかった

女房が使用中の普通の電卓。
先日来、「文字が薄い」っと、苦情。

11

これ、おそらく20年選手です。
近鉄今里駅前に、まだ「マツヤデンキ」があった頃。
お店の販促品でもらったものかと。

右上に太陽電池が見えているんで、「Solar Power」で
動くんだろうと推測して、太陽電池面を明かりに向けても
改善しません。

太陽電池が悪いのか? その充電回路がおかしいのか?っと
仕事場に持ち込んで解体してみました。

すると…
12

制御基板の固定はセロテープでっと、なかなかステキな構造。
そして・・・
14

電池ホルダーから出てきたのは、液漏れした「LR1130」電池。
13

11


太陽電池は?っと見ると・・・

15

正負端子とも配線されていませんがな。

太陽電池は見せかけで、内部のボタン電池で動いていた
ということでした。
しかし、電池交換なしで動いていたというのがある意味すごい。

太陽電池に光を当ててみると… 端子に電圧が発生して
ちゃんと発電していました。

電池ホルダーを清掃して電池を入れ替えて修理完了。
アルカリ電池を充電するのも気持ち悪いんで、
太陽電池の配線はせずに、そのままほったらかしです。

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2017年8月27日 (日)

大きくなぁれ

ガレージ西側の壁面。今年はゴーヤを植えてます。
すでに何本も収穫していますが、ちょうど目線の高さに
1本できかけています。

22

花が咲いても、実のできる軸とそのまま散ってしまうの
があります。
雄花と雌花の違いなんでしょか。

※生物、とりわけ植物の名や生態は不案内です。

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デュプリケート屋さん

夏の恒例行事。
校庭キャンプに参加した子供達に渡す写真DVDのコピー。
DVDそのものは一度に「7枚」焼けるんですが、プリントは
1枚ずつ作業しなければなりません。

21

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2017年8月26日 (土)

ハンダ付け補助ツール:文鎮 …今回は男の「リン青銅」

「ハンダ付け補助ツール:文鎮」 「男の黒」で出来てきました の続き。

ついさっき、文鎮製造元の佐藤テック君が、
『こんな材料を見つけた(昔に使った残り)んで作ってきたで~』
っと、ガレージにやって(呑みに)きました。

『これ、下間はん、専用やで~』っと、二つ。

11

写真にするとうまく「色」が出ませんが、材質は
   「リン青銅:PBC2」。

材料も高価だし、加工がむちゃしにくいっと。

さっきからガレージで呑み出してからの会話・・・・
   「男のリン青銅って、男のリン病みたいやなって」
・・・お下品で。

※比重
 ・リン青銅  約8.8
 ・鉄      約7.8
 ・SUS    約7.9
 ・アルミ   約2.7
 ・ジュラルミン 約2.8

これ、誰かいる人?」・・・     ※私は鉄でエエんで。
代金は・・・ 4000円やな~』  ※材料費と加工賃
『ステンのキャップボルトをつけますぜ~』っと。
  (いつもは黒染めのんなんで)

※追記 …ひとつ4000円で売れるように美しく撮影

まず、アイフォン5S。 フラッシュ無し。

A1

アイフォンの撮影、あなどれません。
   (アイフォンは佐藤君の持ち物)
ピンクバックの撮影はカシオの「EX-ZR100」でした。

そして、私のオリンパスE-520。
フラッシュは天井に向けて。

A2

光沢物の撮影、なかなか難しい。
でも、ちょいと高級感が出たのでは。  …(笑)


なんぼなんでも、この値では買ってもらえんでしょ。
とりあえず私が使います。
欲しい人はえんりょせずに手を上げてください。
タダじゃありませんが、お譲りします。


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Win7のコマンドプロンプト

昔に作ったMS-DOSのプログラム、それをウィンドウズ環境で
使うときに用いるのがコマンドプロンプト。

これ、私のPCをWin7にしてからなんですが、文字化けが
解決できなくて困っているのです。
こんな具合。

(1)コマンドプロンプトを起動 …異常なし
C1

(2)日本語テキストをtypeコマンドで表示  …異常なし
C2

(3)この「1.txt」というファイルは自作の「HEX2BIN」という
  プログラムのヘルプメッセージをリダイレクトでファイル
  化したもんなんです。
  HEX2BINを実行させてヘルプを出すと …アウト!
C3

新たなメッセージだけでなく、typeして正常に表示
されていた文字もアウト(ここは「?」に変わる)。
半角カナが絡んでいるようなんですが、最後の2行は
ちゃんと半角カナが表示されているし…

(4)もうひとつ面白いのがゴミ残り。
   「cls」コマンドで画面クリアすると、大部分は
   消去されますが、なぜかゴミが残ってしまう
   ところがあるんです。
C4

ネットを調べてあれこれ試してみましたが、解決していません。


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意味不明な文章になっている

パナソニックのニッケル水素電池の注意書き・・・
ニッケル水素電池を末永く使うためには、何に気を付けたら良いですか?
この中にこんな表記が。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆ニッケル水素充電池はJISの規格上は数100回から
数1000回の充放電くり返し寿命をうたっておりますが、
実際には充電器やご使用の機器が異なる条件下では、
JISの試験規格と同じ条件で何100回もくり返し使用
することはほとんど不可能であります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

赤文字の部分、なんな意味が通じない文になっている。

太文字部分の「JISの試験規格と同じ条件で」が不要かと。


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結論が出ていないんでっす 小数点の「R」

ちょいと昔の記事を見ていたら・・・
  ・小数点の「R」って:2007年01月22日

小数点の「R」って何? を議論。

★私の推理:
  モールスの小数点は「・-・-・-」。
  これを略して「・-・」。
  「R」と同じ。
  で、小数点がRになったというモールス符号が起源
  じゃないかい?
  というふうに推理できないでしょうか?

当時のWikipediaには、
  電子部品などの規格値の表示で、誤読を防ぐため
  小数点(Round)の代わりに用いる。

っと。

ところが、さっきWikipediaを見たら、
  電子部品などの規格値の表示で、誤読を防ぐため
  小数点の代わりに用いる。
  「R」の由来については不詳。

『「R」の由来については不詳。』っと、追記されておりました。

どこかに由来があるはずなんですが・・・

※新しい発見  …昔からあるんですが
無線局運用規則  その第五十八条の二
 
   短波帯の周波数の電波を使用して行う無線電信通信
   においては、船舶局の通信周波数は、当該周波数が
   整数であるときはその百の位以下の三数字を送信す
   ることにより、当該周波数が整数でないときはその百
   の位以下の三数字、「R」の文字及び小数点以下第一
   位の数字を順次送信
することにより、それぞれ表示を
   することができる。

小数点の「R」が出てきました。
これ、日本の無線局運用規則なんですが、世界的には
どうなんでしょ。
小数点に「R」を使うんだ、のような規則はありませんで
しょうか?

※検索  …あらためて
3R5 : 湧雲日記    … JISにあるのかな?

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2017年8月25日 (金)

電池イジメ 次のテーマ

続けてきたニッ水電池の充放電実験、エネループ・ライトと
ROC Ni-Cdの結果を無理やり出したので、4年手前で終了
しました。

で、次にやってみたいこと。

・ニッ水電池の寿命、「充電」と「放電」、どっちの影響が
 大きいか? の確認。

なんとなく感じているのが、急速充電時の充電電流が大きいこと。
これによる電池の発熱です。

充電時の発熱の例
BQ-CC21 では、カバーによる発熱を問題にしたこともあります。
JIS C8707での発熱

充電条件を変えたエネループ・プロのJIS耐久試験(800回目)
充電条件を変えたエネループ・プロのJIS耐久試験(600回目)
   ↑
この実験では、充電電流を減らす(充電=放電で)ことで
充電しすぎによる発熱を押さえてみました。

充電器BQ-390 では、ピーク電流「2Aちょい」の電流(定格では2.2A)
で充電が行われます。
電池が1~2本の時は「1/2デューティ」で、3~4本だと「1/4デューティ」
で、充電が進みます。
つまり平均すると、1~2本では1.1Aで、2000mAh級の充電池だと
約2時間で充電完了というわけです。

BQ-390で充電電流を検出しているのが、この抵抗です。
11

縦に3本並んだ「R100」。 抵抗値は「100mΩ」。
これが3本並列で「33mΩ」。
右上の横に並んだ2本は「単4電池」充電用。
電池を単4用ホルダーにセットしたら、これ抵抗
(並列で50mΩ)が電流検出抵抗に加わります。

この100mΩの抵抗を、例えば「200mΩ」に取り替えれば、
制御される充電電流が半分になるのでは・・・と考えて
いるのです。

充電電流を減らすと充電時間は増大しますが、発熱が
減って、やさしく充電出来るのではないかと・・・

次にデジキーに部品発注するとき、200mΩの抵抗を手に入れ
てみようかと思ってます。

※満充電検出がうまくいくかどうか(ΔVの検出)、はてさて。

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電池イジメ エネループ・ライトとROC製Ni-Cd(700mAh)

1300回の充放電を達成したエネループ・ライト(950mA)と
ROC製Ni-Cd(700mAh)の放電データです。

充電は主にBQ-390で、放電は1Ω負荷で1.00Vまで。

BQ-390用ATtiny2313マイコンを使った充電時間表示器
PIC16F88を使ったバッテリー放電器

●エネループ・ライト
Enl1300

●ROC製Ni-Cd
Nicd1300

寿命末期になると、
  ・充電後の放置時間 (放置で容量減)
  ・周囲温度  (温度が低いと電圧が低下)
  ・電池電極の状態  (接触不良っぽく)
と、環境に敏感になります。
あんなこんなで、放電回数が進んでいる方が、良いデータ
になっている場合もあります。
この2種の電池、最後まで電池の内部抵抗が小さいまま
でしたが、放電特性を見ると、やはり寿命を感じてしまいます。

大容量電池群だと、内部抵抗の上昇が寿命の目安に
なりました。
しかし、この2種に関しては、電池の放電容量低下を
放電維持電圧と放電時間で調べないと寿命を判断でき
ません。

最後まで急速充電できてましたんで、実験をまだ続けようと
すればできたでしょう。
まぁ、ここらで打ち切りということでお願いします。

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2017年8月24日 (木)

電池イジメ、もうやめます

2013年9月から始めた電池イジメ 、残っているのが
エネループ・ライトとROC製Ni-Cd(700mAh)の2種。

さっき1300回目の充電が終わり、ただいま放電中です。
2017年6月21日 の記事は1250回目の報告でした。

「急速充電器で充電できなくなるまで」っという縛りでしたが、
もうここまででいいでしょう。

両電池とも内部抵抗は低いまま。
  (ライト:45mΩ、Ni-Cd:20mΩ)
この値を見る限りはまだまだ大丈夫そうなんですが、

  ・充電池としての容量減
  ・放置すると電圧が下がる 容量も抜ける

てなことになってきてまして、実用には使えないような
状態です。

ということで、1300回目でこの充放電実験をやんぺします。
ここまでざっと、4年でっす。

※記録はまたまとめます。
   昔のは、とりあえずここ↓に。
http://act-ele.c.ooco.jp/batt/batt1.htm

※内部抵抗の変化
イジメてきた9種類の電池、その内部抵抗の変化です。
(クリックで拡大↓)
R1300_1

内部抵抗の測定はこれ↓
交流定電流方式(1kHz,10mA) AVRマイコンで測定

価格と容量、そして内部抵抗の安定性で
やはりおすすめは「エネループ・スタンダード」かと。
カメラのフラッシュ(ストロボ、スピードライト)には
やはり、これでしょね。
容量に目が行って「プロ」を選んじゃうと、
   『金に糸目はつけずにどんどん買い換えろ!
っと。

容量が小さくて良い用途なら「エネループ・ライト」。

そして、100均の「ReVOLTES」、あんがいイイかも。

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ブラウザに出てくる広告

インターネット・ブラウザに出てくる広告、電子部品をあれこれ
(素性や価格、入手性)調べたりすると、RSDigiKey の広告
が現れます。
その広告、例えばこれ。

11

RSのなんですが、右端のRS文字の左にあるパーツは、先日、
ぶっとばしたDC-DCコンバータ。 →デジトラ、はじける

で、ふと気になったのが一番左端のパーツ。
半導体デバイスっぽいのですが、形状が変わっています。

クリックすると、これ↓

12

ACS756 という電流センサー。
±50Aの電流を検出。  ACでもDCでもokなんだと。

使い方はシンプル。
14

・ブロック図 (クリックで拡大↓)
13

何かの時に使うかも。

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2017年8月22日 (火)

小基板の保持にも使えます

ハンダ付け補助ツール:文鎮 、クリップやコネクタのハンダ付け
だけでなく、小さな基板をハンダするときにも便利です。

基板を手組するとき、ある程度の大きさがあると、保持する
必要も無いのですが、基板が小さいと、そのままだとどうも
安定しません。

そこで、基板をクリップではさんでやると、ばっちし安定に。

11

12

13

まさに、補助ツールなんです。

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2017年8月21日 (月)

帯磁したニッパー

何かのひょうし、ニッパーが帯磁してしまうと、
むちゃ使いにくい・・・

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切った線材(鉄分があると)がくっついてしまって、
振りほどくのに難儀しちゃいます。

くっつくの:積層セラミックコンデンサやスイッチング・
      ダイオードの足

そんな時にはこれで消磁。
忘れた頃に出番があります。

12

※過去記事
2011年12月21日:工具の消磁


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2017年8月19日 (土)

「ハンダ付け補助ツール:文鎮」 「男の黒」で出来てきました

ハンダ付け補助ツール:文鎮 の新ロットが出来てきました。

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今回も「男の黒」
「SUS」じゃなく「鉄」の「黒染め」 めです。

端材で作ってますんで、ブツによっては下の写真右側の
ようにフライスで表面を削った跡が見えているのがあります。

12

     ※若干、防錆油が付着しています。

今ロットの代金は、ひとつ『1080円』です。

   ※クリップは付いていません。
     65mm幅のを買ってください。

お申し込みは、メールアドレスを記入の上、まずはこの記事に
書き込みしてください。 (書き込みは匿名でokですんで)
   ※お届け先などはメールでやりとりします。

発送はレターパックあるいはクリックポストで行います。

   ※レターパックはライト(360円)かプラス(510円)を
     指定してください。
     郵便受けに入らないときは、対面受け渡しのプラスを
     選んでください。

   ※今回から「クリックポスト」でも送れるようにしました。
     代金は164円です。     (重さ1kgまで)
     A5サイズの角6号封筒に入れてお届けします。
     文鎮3つまでなら入ります。
     状況にもよりますが、到着まで3~4日かかるようです。
     発送時、郵便追跡用の問い合わせ番号をメールします。
       ・郵便追跡サービス で追いかけてください。

   ※今回、クリックポストばかりだったら、レターパックでの送付は
     打ち切ります。


口座を記入したメモを同梱しますので、到着後に代金+送料を振り
込んでください。

ブツが届きましたら、感想など、よろしくです。

※関連
文鎮? いや、ハンダ付け補助ツールです
ハンダ付け補助ツール(文鎮)、残数4です
文鎮:端面切削中の様子
文鎮:タップ切り
「ハンダ付け補助ツール:文鎮」 今回は「男の黒」で
文鎮:ハンダ付け補助ツール 今回も「男の黒」で

※動画
ニコ動:ハンダ付け補助ツール
Youtube:ハンダ付け補助ツール



★使用するクリップに対する注意
クリップのスプリングが強いかと思ったら、
こんな具合にスプリングを曲げてみてください。
(ラジオペンチなどで)
B1_4    


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2017年8月18日 (金)

タカチのプラケース、SGM-135廃番品だった

単3電池2本用電池ホルダー内蔵プラケースで、
あれこれ便利に使っていたタカチのSGM-135
廃番になってました。

試験用回路をケースに入れようと、部品店に注文する
ために型番を探したら… 出てこない!

探したら、SGM-135対応ということで、電池押さえの
スポンジが出てきたり。
「2016年10月で廃番」っと、アナウンスが。

この箱、過去、あれこれ工作で使ってます。

照度計のケース 液晶の固定
パルス発生器

※SGM-135の仕様(タカチのPDF)

代替品は「LC145」
シリコンのカバーが取り付けられるようになって、
ちょいと今ふうのケース。
とりあえず、これを注文。

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2017年8月16日 (水)

傾斜警報器、こんな感じで試作完了

傾いたら警報を! こんな感じで箱入れ。

 

11

 

ケースはタカチのBCAS101807G
下箱と上蓋間にはゴムのパッキンが入ってます。

 

傾斜計そのもの は、裏蓋が接着(たぶん両面テープでしょう)
されていて、解体できずでした。
パイプの下からチップLED3つを直列にして接着。
光が-5度、0度、5度に来るように位置合わせ。

 

作ってみて現場で使ってみないと分からないということで、
今回は、とりあえず試作的な製作。

 

「こうしよう、ああしたら」という意見が出てきて、完成形へと
つながります。

 

オムロン:D5Rリニア傾斜センサ も調子よく働きました。
ここから電気信号が出てるんで、Lev-o-gage を使わず、
LEDで傾斜角度を示すなんてこともできるわけですが、
「この傾斜計、かっこイイ」という声があるそうでして。

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2017年8月14日 (月)

ニッケル水素充電池関連の投稿記事

niftyのHP中止とzaqのblog中止でグタグタになったままですが、
トラ技への電池関連の投稿記事(私の)は以下のようになってます。

2005年11月号 NiMH蓄電池の充電不足チェッカの製作
2010年2月号 研究! ニッケル水素電池の耐久テスト
2014年1月号 充電電池の超定番eneloop実力テスト
2016年10月号 Liイオン/eneloop/1次電池の 耐久性/放電力/温度特性テスト

で、あれこれ意見をいただいているのがトランジスタ技術2016年10月号に載せて
もらったニッ水電池に関するレポートです。

大容量ニッケル水素充電池の寿命に関するショッキングなデータ:2017年2月23日 9:25 PMのコメント
では、
放電深度60% の時に比べて、放電深度100% では寿命がおよそ10~15%
 程度にまで減少』っと、パナのグラフ(図14) を提示されています。

【図14】を発掘
Zu14
※ついでに【図13】も
Zu13
   ↑ 放電グラフの一番下は1200サイクル。
    ほんまにほんまかいなデータ。
    放電、2500mAで1.0Vまでと記されてるけど
    グラフの右下先は1.05Vあたりまで止まってるし。

さらに、
『言い換えれば、このページのグラフ(誌面の画像)はスペック通りの性能
 だったことを示す実験結果です。』
とコメントを記されています。

この図14のグラフからは、60%の放電深度だと2000回(min)のサイクル回数が
100%になると300回ほど(min)になることが読み取れます。
このグラフ、min値だけで見ますと、
放電深度が80%なら800回ほど、90%ならざっと500回。
というふうになっています。
確かに、このグラフが「正」なら、実験結果と合ってる。
充放電回数、ざっとこんなもんと言えるかと。

※エネループ・スタンダードの場合、
 公称回数が2100回で私の実験だと350回で内部抵抗が
 100mΩを越えた。

さて、ここでの問題が「放電深度」。
一般的な市販充電器のことを考えると、
「充電池を充電器にセットしたら、とりあえずフル充電します」
で、充電が完了。
これで、充電池は満充電。
おそらく、充電池は定格容量に充電されたはず。

このあとに放電を行うわけですが、「何アンペアで何分放電したよ」
っとは、通常使う負荷(つまり電池応用機器)はユーザーには教えてく
れません。
機器が教えてくれるのは
   「そろそろ電池が切れまっせ」とか、
   「ごめん。もうあきまへん。電源を落とします。」
です。

運用中の電池切れ(ニッ水電池での)を、判断できるのは
「有負荷時の電池電圧」。
これが、1本あたり1Vに近づけば(4本使用の機器)「そろそろ」。
通常は、これでしか決めようがありません。

さらに・・・
電池を使い込むと内部抵抗が上昇し、有負荷時の電池端子
電圧のドロップが大きくなる。
放電終止電圧の判断には、こんなことも絡んできます。

だもんで、実験装置ではなく、「電池応用機器運用時の電池寿命」を、
「放電深度」と結びつけるのは、なかなか無理な相談です。

電池切れを判断する1本あたりの放電終止電圧を1.00Vから1.05V
あるいは1.10Vに上げても、放電深度との関係は得られません。

この「放電深度を60%から100%にしたら寿命が10~15%に減る」を
検証しようとすると、放電終止電圧の値でなく放電電流値を積算
管理しないといけません。

これは「JIS C8708」充放電サイクル試験環境での、放電条件を変えて
の電池寿命の検証となります。

残念ながら、この検証実験、私は行っていません。
ただ、エネループ・プロに対しては
 ・JIS C8708は充電しすぎじゃないか?
を検証する実験を行いました。
この実験では、
 ・充電条件を変えたエネループ・プロのJIS耐久試験(800回目)
で、チカラつきました。

あれこれニッ水電池とたわむれていて感じるのは、
ニッ水電池の寿命、容量の低下より先に「内部抵抗が増大」して
  ・充電器で急速充電できなくなる
      (充電器が異常電池と判断)
  ・機器側で、負荷時の電圧ドロップが大きくなり、電圧低下
   と判断される
のが大きいのかと。

さまざまなニッ水電池の寿命はJIS C8708の充放電サイクル試験
での値が定格値として公表されています。
100%放電深度(定格放電終止電圧までの放電)での寿命値、一般
ユーザには伝わっていません。
私の実験では、これを検証したわけです。

メーカー曰く、電池を長く使うためには、
  「容量の2/3や3/4を使ったと思うときに充電してね」
です。

いろんな電池使用機器がある中、
  「これ、どうやって判断すれば?」
ということが、十分に示されていません。
例えば、カメラ関連機材では、ニッ水電池を使ったデジカメとかストロボ。
最大での使用時間(発光回数)がこれくらいだからそこから逆算するの?
です。

しかし、電池の使用回数が多くなり寿命が近づくと、
  「いつも使える使用時間」
が当てにならなくなってきます。

やはり、機器が出す「電池消耗警報」を目安にするしかないかと。
となると、1本での放電終止電圧「1.00V」が目安。

もうひとつ。
パナの資料「図14」を、だれか実際の電池で確かめて!
でっす。

グラフは、60%で2000回(min)という電池です。
これは発表値から、エネループ・プロじゃない。
エネループ・スタンダードや充電式エボルタあたりの値。

一般ユーザーからしたら、
  「プロと名付けたんだから容量だけじゃなく
  充放電性能も良くなっているんじゃないのか?」
っという期待があるでしょ。
それが全くの期待外れ。
期待しちゃダメよというのを具体的に検証したのが、
私のこの記事なわけでっす。
  ※過去、誰かこれを検証して発表したことあった?

そうそう、この「パナの図14」、パナが提示するオリジナルのデータが
見当たらないんですよね。
消えたのかな?

検索結果
電池のすべてが一番わかる 著者: 福田京平(技術評論社) 図4-6-4

記事では、ニッ水電池のサイクル寿命を「内部抵抗の変化(増大)」に注目して、
実証実験結果を示しました。

「電池メーカがJIS C8708をよりどころに示す示す充放電回数、ほんとは
 実際とは違うぞ」という検証レポートなわけです。
この記事の評価は読者の皆さんにおまかせします。

※追記 件の図14が消えてしまうとアレなんで、保存しておきます。
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※追記 2020-06-01
「誰か確かめて」に関し、こんな実験を行いました。
2019年6月6日:ひさじぶりの電池イジメ:東芝インパルス TNH-3A

トラ技の記事では、「1Ωの抵抗で1.0Vまで放電」という試験方法でした。
インパルスTNH-3Aでは、2本の内1本はこれまでどおりの1.0Vまで放電。
もう1本を1.1Vまたは90分で放電終了というふうにしたのです。
2400mAhの電池ですので、1Ωの抵抗で1.0Vまでだと120分ほど放電
可能です。 (初期には)
それを90分で規制するわけですから、ざっと3/4の放電深度になります。

この実験結果がこれ。
2019年7月25日:東芝インパルス TNH-3A 69回目の放電

そして、内部抵抗の変化。
2019年9月 5日:東芝インパルス TNH-3A 1.1V停止電池の充電状態

1.1V停止のほうがもっと頑張ってくれる(はず)と思ったんですが、
結果はこんな状態。
90分規制で放電停止していたのは最初の50サイクルほど。
その後は1.1Vで止まっています。
原因は内部抵抗の上昇。
電圧がドロップして電流を取り出せなくなってしまうのです。
「充電池を長持ちさせたいなら放電深度を浅くせよ」、これが実際の
運用ではできないのです。
  ※得られたグラフから思うに・・・
   急速充電が傷ませているんとちゃうか・・・です。

例えば・・・内部抵抗が100mΩになったら・・・
充電池4本使いのデジタルカメラを想定しましょう。
4本ですので定格電圧は4.8V。
4.0Vまで電圧が低下するとLow Batt警報が出ることでしょう。

カメラの撮影時、なんやかんやで瞬間的に2A消費したとします。
内部抵抗100mΩが4本で0.4Ωです。
これに2Aの電流ですんで、0.8Vドロップします。
カメラがスタンバイ状態=軽負荷状態で4.8Vあった電池、
これが撮影時には4.0Vまでドロップ。
Low Batt警報が出ちゃいます。

  ※昔の愛機、DiMAGE 7iでのニッ水電池運用がこんな
   感じだったのです。
   早めの充電をしても、電池が弱る・・・
   電池イジメを始めたのはこれを確かめるのがきっかけ。
   放電器を作ったり内部抵抗測定回路を作ったり、
   JISの実験回路を作ったりと・・・長い話です。
   そのうち時代はリチウムイオン電池にっと。

1.0V規制と1.1V+90分規制の比較、充放電回数が進むとどっちもどっち。
実用的には倍も良くならないぞ。
というのが、実験を終えての感想です。

私の実験への反論、「放電深度の管理で長持ちするんや」と主張されるなら、
ご自身で試してもらってデータを公開してくださいな。
議論はそれから。

※こうなると総充放電量(電流値ではなく電力値で)を積算してという
 検証が必要になってきますね。

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2017年8月 9日 (水)

トラ技2016年10月号の話

ZAQのブログとHP、それとNiftyのHPがグチャグチャになったんで、
ちょいとメモ。

大容量ニッケル水素充電池の寿命に関するショッキングなデータ

著者本人(私ね)として、あれこれコメント。
そのリンク先が、ZAQのゴタゴタで切れてしまってます。

とりあえず、ブログの過去記事は
  http://act-ele.c.ooco.jp/blogroot/igarage/
で見れるようにしてあります。

電池関連のブログ過去記事はこちらから↓
http://act-ele.c.ooco.jp/blogroot/igarage/category/12.html

内部抵抗の変化
http://act-ele.c.ooco.jp/blogroot/igarage/article/4464.html

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デジトラ、はじける

ちょいと実験通電中の失敗。
「ぱちっ」っと、一瞬でアウト。

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作業台上に敷いた紙にまではじけた痕跡が残りました。
電解コンデンサの頭、膨らんでいます。

東芝のPNPデジトラ「RN2202」の頭がパチン。

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このモジュール↓はムラタ製のDC-DCコンバータ。
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非絶縁タイプで、型番:OKI-78SR-5/1.5-W36-C
24V入力で5V(1.5A max)出力。
これも死んでおります。

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2017年8月 7日 (月)

マイクロスイッチその後

「薄幅タイプのマイクロスイッチが見つからない」 の修理用に
手配したオムロンのマイクロスイッチがやってきました。

うまくアクチュエータ部の出っ張りに引っかかって、
ちゃんとオン/オフしております。

E1

もう一つがこいつ。
装置の奥まった部分に付いていて、ちゃんとバラそうとすると
大事なんです。

E2

プラスドライバが入らないので、M4の取り付けビス
が回せない・・・
プラスのビットセットを入れて、軸をスパナで回転。
いったん緩めば、ビットセットは指先で回ります。

しかし、外してみるとこんな仕掛けが。

E3

うまく見えますかな。
奥側のリミットの当たりが凸に出っ張っていて、
作動タイミングが手前のと違っています。

「信号遅延」をメカで行うという仕掛け。
なんとまぁです。

どうなるかとやってきたオムロンのマイクロスイッチを
組み付けてみました。

E4

上のが半当たりになっていますが、ちゃんとオン/オフ。

とりあえず、今回の修理の重要ポイントはクリアできました。

しかしなんですなぁ、あたしは電子回路屋です。
今回の修理はメカ屋さんの領域でっせ。

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2017年8月 3日 (木)

薄幅タイプのマイクロスイッチが見つからない

古~い機器の修理依頼。
カムスイッチでタイミングを生成。

A2

モータがゆっくり回って、凸凹円盤でスイッチをオン/オフ。
そのリミットスイッチが接触不良。

A1

A3

「松下」の「AM7600」と「AM7100」。
AM7100のほうが薄型。
同形状のマイクロスイッチ代替品が見つからない…

オムロンの汎用品をだまして使うか。



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2017年8月 2日 (水)

期限切れ「オキシライド」、液漏れだぁ

昨日の ジャンパーピンがジャンパーしてくれない! のピンを
撮影しようとして引っ張り出してきたのがGX100用リングライト
   ・Caplio GX100用LEDリングライトまとめ

これにたまたま使っていたのが、パナのオキシライド乾電池
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期限切れの残り物、そのエネルギーを最後まで吸い出そうと
したんでしょうな。
そしたら、やってくれてました。
3本中の1本がお漏らし。
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ほんとに漏れた直後だったようで、湿っています。
電池ホルダーのスプリングともちゃんと接触していて、
通電してランプが光ってました。
使っていて、なんとなく「接触不良か?」という時が
あったんで、電池ホルダーを見たら、液漏れ発見という
次第です。
期限切れなんで、文句は言いません。

※オキシライドの過去記事
オキシライドもお漏らし
オキシライド乾電池液漏れ

オキシライド乾電池 液漏れ

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2017年8月 1日 (火)

ジャンパーピンがジャンパーしてくれない!

ユニバーサル基板に組んだちょっとした実験用回路。

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ジャンパー用ピンヘッダーが二つ。

この二つのうちの黄色側がジャンパーしてくれないんです。
挿してもショートしない…  なぜ?
ゆすったり抜き差しを繰り返すと、ちゃんと短絡する
時もある。 でも、不安定。
単純なパーツですんで、自分でやったハンダ付けの
ほうを疑いましたよ。  ←異常なし!

ジャンパーピンの中を顕微鏡でのぞいてみると、
なにやら黄色樹脂の削りカスのようなものが見えます。
左右穴の外側、両方ともに小さな欠片。

写真に撮るのが難しい。
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この黄色いカケラが接触をジャマしているようです。

これを入れてあった袋から、ブツはこれ↓
  ・ジャンパーピン黄(2.54mmピッチ)(25個入)

短絡用の金属を挿入する時、樹脂を削ってしまったのかな?

この話、同僚にしたら、「PCを組む時、マザボのジャンパーで
同じようなことがあった」っとのことです。

「ヤスモノはアカン」っということなんでしょな。

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