電池イジメ、その後
2013年9月から始めた「電池イジメ」。
当初は8種類のニッケル水素充電池からスタートしました。
【2014年1月の様子】
あれから3年あまり。
今、生き残っているのは「エネループ・ライト」と
ROCの「ニッカド電池」の2本だけ。
『充電できなくなるまで』っというのが実験終了条件の
縛りなんで、一日、1~2回のペースで充放電を続けて
います。
先日、1250回目の充放電を終えました。
生き残っている、この「小容量電池グループ」、
最初は「サイクルエナジー銀」とダイソーの「ReVOLTES」
も仲間でした。
しかし、この2本も脱落。
これまでの結果はこの電池の内部抵抗変化を見ていただくと
良いかと思います。
【繰り返し充放電1000回目】
そして、小容量グループの放電グラフを示しておきます。
グラフ
1:赤 エネループ・ライト
2:緑 サイクルエナジー銀
3:青 ReVOLTES
4:灰 ROCニッカド
・500回目 2015年1月 ReVOLTESが脱落してます
・1000回目 2016年6月 エネループ・ライトもNiCdも体力が落ちてます
・1250回目 2017年6月 NiCdがちょい元気になってるような・・・
初期の性能は出てませんが、まだ急速充電できてますんで、
実験継続です。
※充電後、2~3日放置した時の電圧低下が目立つ。
放置で容量も減少。
温度変化に敏感。
電池イジメの現状、こんなところです。
※JIS C8708の充放電条件をちょいと変えたエネループ・スタンダード
に対する充放電試験も継続中です。
これは自動で試験が進むので、すでに1800回を超えています。
JIS C8708、「充電しすぎとちゃうん?」というのが出発です。
エネループを選んだのが失敗だったかも。
この実験でのエネループ、まだまだ元気です。
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