「ロマノフの十字架」
パンデミック本を、ということで図書館から借りてきた小説。
・「ロマノフの十字架」(竹書房文庫)
面白いかなっと思ったんですが、主人公が光学顕微鏡で検体を観察する様子の記述を読んで・・・
この本、読む気が失せました。
『レンズの倍率を調整しながらスライドの病理検体をじっくり
調べると・・・ 有刺鉄線のトゲを思わせるウイルスの
一部をとらえることができた。』
光学顕微鏡ではウイルスは見えませんって。
上巻しか借りてなかったんですが、下巻はパス。
いくらフィクションとはいえ、サイエンスものには
リアリティが必須です。
※過去のスカタン本
・2012年02月12日:プルトニウムは天然鉱物かぁ?
・2008年03月09日:「マリアの月」
| 固定リンク
« 手植え | トップページ | 1kgハンダ、使い切り »
コメント